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【2月】セミナー開催 スケジュール

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「働き方改革ってどう進めるの?」「チャットワークを活用して、どうやって生産性をあげたらいいの?」などのお問い合わせに応えて、ChatWorkでは自社開催の働き方改革セミナーや共催セミナーを毎月開催しております。

みなさまのご来場を心よりお待ちしております。

【共催セミナー】


【2/14 東京・無料】テレワーク推進セミナー

セミナータイトル:
徹底解説!!実際どうなのテレワーク!? 〜テレワークを実践する2社が現状と課題点を解説〜

日 時:2月14日(水) 14:00〜17:30 ※受付13:30〜
会 場:パーソルテンプスタッフ株式会社 丸の内オフィス会議室
住 所:東京都千代田区丸の内1-6-1 丸の内センタービルディング20階
対象者
・テレワークの導入を検討している経営者の方
・社員の業務効率化に取り組んでいる人事・総務の方
・ダイバーシティや働き方改革の推進担当者
参加費無料
お申し込み・セミナー詳細はこちら


【2/16 東京・無料】働き方改革セミナー

セミナータイトル:
場所や時間に縛られない!働き方改革を進めるために必要な社内環境とは

日 時:2月16日(金) 15:30〜17:30 ※受付15:15〜
会 場:ChatWork株式会社 シアタールーム
住 所:東京都港区芝公園3-4-30 32芝公園ビル 7階
対象者
・働き方改革を検討されている方
・ペーパーレス化を進め、業務の効率化を進めたい方
・コミュニケーションの活性化・効率化に関心がある方
参加費無料
お申し込み・セミナー詳細はこちら



【ビジネスチャットユーザー連載記事】コミュニケーションに悩む社会人たちが「ビジネスチャット」を考える

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「メールの誤送信」、「添付忘れ」、「迷惑フォルダに格納されて確認モレ」・・・メールをビジネスで使っている方はこれらのミスを一度は経験したことがあるのではないでしょうか。そのようなメールの非効率な点を背景に、近年は多くの企業がビジネスチャットを採用し、コミュニケーションの効率化を進めています。
一方、多くの方は本当にビジネスチャットでコミュニケーションが本当に改善されるのか疑問に思っているかと思います。
今回のシリーズ連載では、ビジネスでチャットを実際に活用されている方の視点で、メールとビジネスチャットの違いについてご紹介します。


いまさら聞けない!メールとチャットの違い


皆さんは、仕事で「チャット」を使っていますか?

業務上のコミュニケーションと言えば「メールが中心」という方も多いですよね。
でも、チャットを導入すれば、メールで起こりがちなトラブルや課題も未然に防ぐことができるんです。
今回から、ビジネスにおける「メールとチャットの違い」について、詳しくご説明していきたいと思います。


メールってどんなツール?



「業務上の情報伝達なんて、メールがあれば十分じゃないの?」と思う方も多いかと思います。
でも、メールには

  • 一度送ってしまったら取り消せない
  • ビジネスメールマナーにのっとった文面が必須
  • 新しくメールを送る際はその都度宛先設定が必要
  • メールアドレスさえ分かれば誰でも送れる
  • 添付ファイルの容量に制限がある

といった特徴があります。
このせいで

  • 宛先や内容を間違えて送信してしまった
  • 宛名やあいさつなど、要件以外の文を書くのに時間がかかる
  • 担当者をCCやBCCに設定し忘れていた
  • 迷惑メールが大量に届く
  • 過去のメールを確認したいのに見つからない
  • 添付ファイルのデータが重くて送れない

というように、使いにくくて面倒な思いをしたり、小さなミスがトラブルにつながったりすることがありますよね。
こうして振り返ってみると、今やメールは「効率的なコミュニケーションに適したツール」とは言えません。


チャットってどんなツール?


一方で「チャット」は、インターネット上でリアルタイムにメッセージのやりとりができるツールです。
皆さんも、プライベートではLINEやFacebookメッセンジャーといったツールを使っていますよね。
最近はプライベートだけでなく、ビジネスでも「チャットツール」が頻繁に使われているのです。


プライベートのチャットをビジネスでも使うべき?


では、業務でも同じように、LINEやFacebookメッセンジャーなどを使えばコミュニケーションがスムーズになるかというと、そうではありません。
プライベートのアカウントを業務でも使用してしまうと

  • 仕事中もプライベートの連絡が来て気が散る
  • 休暇中も仕事上の連絡が入ってきてしまう
  • セキュリティ面のトラブルが起きやすくなる

といった問題があります。

最近は、プライベート用に取得したLINEやFacebookなどのSNSアカウントを、業務でも使ってしまうケースが増加しています。(こうした状態は「シャドウIT」と呼ばれています。)個人がプライベートで取得したSNSアカウントは、企業側で管理することができません。そのため設定を誤ったり、アカウントの乗っ取り被害にあったりすると、情報漏洩につながりやすいという危険性も大きくなってしまうのです。



「ビジネスチャット」とは?


メールは不便だけど、プライベートで使っているチャットを流用するのは危険が大きい…。
こうした問題を解決すべく現れたのが、ビジネス用途に特化したチャットツールです。
ビジネス向けのチャットツールには

  • メッセージは送信後も編集・削除でき、誤送信を防げる
  • 検索性が高く、過去のメッセージもすぐに確認できる
  • 大容量のファイルもすぐに送れる
  • 迷惑メッセージは届かない
  • アカウントは企業で管理でき、メッセージも暗号化されて送受信されるため情報漏洩しにくい
  • グループチャットやビデオ通話、タスク管理機能など、ビジネスに適した機能が満載

といった特徴があります。

こうしたビジネスチャットを使うことで、業務効率アップや社内のコミュニケーション活性化を実現している企業は少なくありません。

次回以降は、メールとチャットの違いについて、さらに詳しく紹介していきます!




谷口 智香
元ITエンジニアのライター。現在はエンジニア経験を活かしつつ、IT・キャリア・人事系の記事を中心に執筆中。ITサービスを活用した仕事におけるコミュニケーション術などに興味がある。

メールの時代は終わりました! 〜世界を相手に仕事をするエンジニアが名刺からメールアドレスを削除した理由〜

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ネットワークやサーバの設計・構築をおこなうエンジニアであり、チャットワークユーザーの永野英二さん。彼と名刺交換をして驚きました。メールアドレスが載っておらず、代わりにチャットワークIDが記載されているのです。なぜ永野さんは名刺からメールアドレスを削除したのか。

今回はメールを使わなくなった背景と永野さんのビジネス哲学を紹介します。

名刺からメールアドレスを削除した理由


Q. 永野さんのお仕事について教えてください。

永野:国内外問わず、リモートでネットワークやサーバの設計、構築をおこなっています。また、小規模事業主の方のWebサイトに対して目的に沿った運用アドバイスをおこなうほか、WebやITに関わる方に役立つセミナーイベント「!important」の主宰をしています。

Q. チャットワークを使おうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか。

永野:きっかけはクラウド型webサイト制作サービス「Jimdo」の事業会社であるKDDIウェブコミュニケーション様とお仕事をしていたとき、やり取りのためのツールとしてチャットワークを指定されたことでした。その後、これは使えるぞと思って、今はクライアントとのやり取りはチャットワークに統一しています。


Q. 永野さんは名刺に電話番号とメールアドレスを載せていないのですね。代わりにチャットワークIDが入っています。

永野:そうなんですよ。もうメールの時代じゃないなと思って、半年ほど前に名刺をリニューアルしたときに外しました。

4、5年前まではプライベートでもまだメールが主流でしたが、今はもうSNSがメインのコミュニケーションツールになっていますよね。仕事で知り合った人でも、SNSでつながってメッセンジャーで連絡をとるのが当たり前になっています。特にフリーランスの人は何かしらのチャットツールを使う人が増えています。

SNSかチャットワーク。私が仕事で付き合う方のほとんどは、いずれかはやっていますからね。

ちなみにLINEも多くの方が使っているツールですが、ビジネスで使うべきではないと考えているので載せていません。私がそもそも使っていないということもありますが。


(参考)チャットワークのプロフィールをHPや名刺に載せる方法



ストック型とフロー型の情報を切り分けたかった



Q. なるほど。メールアドレスについては“使わないにしてもとりあえず載せておこう”という選択肢はなかったのでしょうか。

永野:メールアドレスが載っていると、今までの感覚からメールで連絡してしまう方が多いですからね。載せてなければ絶対にメールは来ませんから(笑)。

Q. たしかに(笑)。完全にメールの使用をやめたのですか。

永野:いえ、そういうわけではありません。インフラ系などの業界ですと、どうしても会社的にメールしか使えないという場合もあります。それは仕方ありません。また、私自身もストック型のツールとしてはいまだにメールを使います。ネットワークやサーバを扱うので、そちらの障害情報などがメールで届くのです。

そういったストック型の情報と、挨拶やちょっとしたやり取りなどのフロー型の情報を混ぜたくないのです。海外とも仕事をしているのですが、ログ情報や障害情報などが届くように設定しているので1日に1,000通くらい来ます。その中にフロー型の情報が混ざるとうっかり見逃すこともありえます。かといって、そのためにわざわざ別ドメインでメールアドレスを取得するのも本末転倒です。

それよりも、ストック型とフロー型でそれぞれ適切なツールを使うべきです。ストック型はメール、フロー型のやり取りはチャットワークに集約するのがベストですね。

Q. なるほど。ではその中でも特にチャットワークを選んだ理由はなんだったのでしょうか。

永野:まず「既読」がつかないことです。その理由は私の働き方にあります。独立した当初、連絡はFacebookメッセンジャーを使うことが多かったのですが、メッセンジャーだと既読がわかるんですね。それもあって、とにかく来たメッセージはすぐに返信していましたし、昼も夜も関係ない生活を送っていました。

無理がたたって体調を崩しかけまして、さらに子どもも大きくなってきたこともあり、働き方を見直すべきと考えたのです。

そこで決めたルールが、「午前中に来た連絡は当日の営業時間内に返す、午後に来た連絡は翌日に返す」というものです。このルールをクライアントにもお願いして、納得していただきました。

このルールのもとでは、既読がつく、つまり連絡を確認したかどうか相手に伝わらない方が何かと楽です。そういった事情から、「既読がつかない」ことは連絡用のツールに求める最大の条件でした。

Q. たしかに読んだことがわかったら、「返してほしい」と思ってしまいそうですよね。

永野:ええ。でも、それは相手もそうなんですよね。既読がつかないことでお互いの気持ちが楽になれるのです。

Q. 他にもチャットワークを選んだ理由はありますか。

永野:インターフェースがわかりやすく、ITリテラシーが低い方でも使えるのも魅力的でした。ダイレクトチャットやグループチャットのアイコンが縦に並んでいて、クリックするとチャットが開くというインターフェースは日本人向きだと思います。海外のチャットツールはあまり日本人になじまないし、難易度も高いですね。

クライアントの中には小さな飲食店のオーナーさんなども多くて、そういった方はITに詳しくありません。スマートフォンにFacebookは入っているけど、使ってはいない。Twitterも入っているけど見る専門。そんな方がほとんどなんです。そういった方でもチャットワークは使えますし、逆に私としか使わないので、「Webに関するホットライン」として認識いただいています。

Q. 他の方が登録されていないということは、赤バッジがついていたらそれは自動的に「Webサイトについて永野さんから何か連絡が来ている」ということになるわけですね。たしかにそれくらいシンプルだとITリテラシーに関係なく使えそうです。

永野:エモーティコンが使えるのもいいですよね。フランクな雰囲気で使えますし、一方でメールのようにフォーマルな雰囲気を出してもいい。メッセンジャーとメールのちょうど中間で、よいとこどりのツールだと思います。

Q. たしかにメールだとあまり砕けた雰囲気になりませんよね。

永野:海外だと「Hi! Eiji. How are you!?」みたいな軽いノリでくるんですけど、日本だと必ず「◯◯様」から始めて、自分も名乗って、「お世話になっております」ですからね。日本人は名乗りを上げる文化なのかもしれませんね。戦国時代の合戦からそうですよね(笑)。


チャットワーク導入でプロジェクトの進行速度も向上



Q. チャットワーク導入の効果は感じていますか。

永野:感じますね。先ほども言ったように「◯◯様」や「お世話になっております」などの不要な文言が減り、その分送りやすくなるのでコミュニケーション量はぐっと増えました。そのおかげでレスポンスが早くなり、プロジェクトの進行速度も上がりましたね。

Q. これからチャットワーク導入を検討している方へアドバイスをいただけますか。

永野:ツールは何でもいいんですよ。まず目的があって、それに応じたツールを選べばいいんです。私の場合はそれがチャットワークだったということです。

試しにメールを全部チャットワークに置き換えてみるといいと思いますね。それでコミュニケーションが活性化するなら、チャットワークがよいということです。メールほど堅くならずに利用できますから、まずはプロジェクト単位などのやり取りから始めてみては。

−−ありがとうございました!



<ユーザープロフィール>

永野英二


福岡を拠点にネットワークやサーバの設計・構築をおこなうエンジニア。営業マンから独学でエンジニアへ転身する。会社員時代は新事業の立ち上げと働き方改革を担当し業務改善を成し遂げるなど、ユニークな経歴をもつ人物。

著書(共著)
いちばんやさしいJimdoの教本 人気講師が教える本格ホームページの作り方
Amazon
インプレス

ブログ「George's Monologue」

WebやITに関わる人に役立つセミナーイベント「!important」



【ビジネスチャットユーザー連載記事】似ているようで全然違う!メールとチャット比べてみた

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「メールは非効率だけど、ビジネスチャットが本当に効率的なの?」
と考えるビジネスマンに向けた連載企画第2回目です。
前回はメールとビジネスチャットの機能の違いについてご説明させていただきました。
今回はビジネスチャットの使用イメージを仕事上のやりとりを例にメールと比較してご説明します。


似ているようで全然違う!メールとチャット比べてみた


前回の記事では、ビジネスにおけるコミュニケーションツールとしての、メールとチャットの違いをざっくりとお話ししてきました。
今回は、仕事中にありがちなメールとチャットの利用シーンを通して、それぞれの違いをさらに詳しくご紹介します。


商品の納期を問い合わせたいだけなんだけど…


 メールでは挨拶や署名などでの文章が長いが、チャットでは要件のみを伝えられる

  • メール:用件以外の文章が多く、作成に時間かかる
    例えば、取引先へ「納期がいつになるか」を問い合わせたい場合、メールだと用件のみの文面で送るわけにはいきませんよね。
    新規のビジネスメールを作成しようと思ったら、まずは件名、それから宛名として、相手の会社名・部署名・役職名・名前、そして挨拶を挟んで、ようやく「納期はいつごろとなりますでしょうか」という用件にたどり着きます。もちろんそれで終わりなわけではなく、文面はさらに結びの挨拶、自分の署名などが続きますよね。
    聞きたいのは納期のことだけなのに……。ビジネスメールでは、用件よりもそれ以外の文章が多くなってしまうことがほとんどです。
  • チャット:無駄な文章は不要!用件のみのメッセージを送れる
    新しいメッセージを送るときも、チャットなら送りたい相手やグループのチャット名を選ぶだけ。いちいち件名や宛名、挨拶や署名などといった用件以外の文章を書く必要はありません。
    チャット画面を開けば、今までのやり取りも一覧できますから、「あの商品の件ですが、納期はいつごろになりそうですか?」「3月1日の予定です」といった簡単なメッセージで、必要なやり取りを終えられます。


このプロジェクトの情報、部署のみんなと共有したい!


   メールでは送信漏れなどがあるが、チャットでは関係者に漏れなく伝えられる。

  • メール:作成のたびに宛先設定が必要だと、入れ忘れてしまう
    メールを送ろうと思うと、毎回のようにTo・Cc・Bccを設定しなければなりません。情報を共有したい人数が多ければ多いほど、時間がかかってしまいます。また、うっかり必要なメンバーを設定し忘れてしまった経験がある人も多いですよね。
    宛先の入れ忘れだけでなく、担当者の増加・変更などがあれば、情報を共有するにはメールを再送しなければならず、二度手間となってしまいます。
  • チャット:グループを作っておくだけで、共有漏れを防げる
    チャットなら、部署やプロジェクトチームなど、必要なメンバーを選んでグループを作っておくだけ。グループのチャットルームに送られたメッセージはメンバー全員に届くので、情報の共有漏れを防げます。
    また、担当者が増えたり変わったりしても、そのグループに追加をするだけで、過去のやり取りもさかのぼって閲覧できます。いちいち今までのメッセージを再送する必要はありません。


納品先の住所を書き間違えて送ってしまった…


  • メール:誤送信をしたら取り返しがつかない
    一度メールの送信ボタンを押したら、取り消しや編集はできませんよね。送信後に書き間違いや情報の誤りに気付いたら、再度訂正のメールを送らなければならず、非常に面倒です。また、送信先を間違えてしまうと、情報漏洩などにもつながってしまうため、重要な情報を取り扱う場合は細心の注意が必要となります。
  • チャット:メッセージは送信者が削除・編集できる
    チャットなら、メッセージを送信してから間違いに気づいた場合も、すぐに修正や削除をすることが可能です。
    また、チャット画面では、相手との過去のやり取りが常に表示されています。そのため、相手を間違えての誤送信は、メールよりも起こりにくいかと思います。

※すべてのチャットツールが削除に対応しているわけではありません。

「納期変更」の連絡、みんなちゃんと確認してるかな?


   メールでは重要なメールが埋もれがちだが、チャットではタスク機能で管理ができる。

  • メール:大量に届くと重要なメールを見落としてしまいがち
    メールの場合、迷惑メールやダイレクトメール、とりあえずCcに入れられているメールなども、いっぺんに受信フォルダに届きますよね。
    そのため、量が多くなってくると、重要なメールをうっかり見落としてしまいがちです。大事な情報が届いているのに気づかないままでいると、重大なミスや損失を引き起こしてしまいかねません。
  • チャット:迷惑メッセージが届かず、大事なメッセージを見逃さない
    チャットであれば、メッセージをやり取りできるのは自分でコンタクト追加した相手だけ。知らない相手から、迷惑メッセージが届いたりはしないので安心です。
    ログは送信先ごとの一覧表示でさかのぼりやすく、大事なメッセージが埋もれることもありません。特に「この日までに確認や返信が必要!」といった用件のメッセージには、タスクとして期限を設定しておくことも可能ですので、メールで起こりがちな見落としや対応漏れも防げます。

改めて振り返ってみると、メールとチャットは意外と異なる部分が多いですよね。
次回の記事でも引き続き、まだまだあるメールとチャットの違いについてご紹介したいと思います。



谷口 智香
元ITエンジニアのライター。現在はエンジニア経験を活かしつつ、IT・キャリア・人事系の記事を中心に執筆中。ITサービスを活用した仕事におけるコミュニケーション術などに興味がある。

【ビジネスチャットユーザー連載記事】似ているようで全然違う!メールとチャット比べてみた 〜後編〜

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「メールは非効率だけど、ビジネスチャットが本当に効率的なの?」
と考えるビジネスマンに向けた連載企画第3回目です。
前回はメールとビジネスチャットの機能の違いについてご説明させていただきました。
今回はビジネスチャットの使用イメージを仕事上のやりとりを例にメールと比較してご説明します。


似ているようで全然違う!メールとチャット比べてみた


前回の記事では、メールとチャット、それぞれの利便性や特徴を解説しました。
今回も、前回入らなかったメールとチャットの違いを、比較しながらご紹介していきたいと思います。


早めに返事がほしいのに、なかなか返って来ない!



  • メール:確認や作成に時間がかかる
    「ほかの業務が忙しくて、1日に何度もメールチェックできない…」という人も多いですよね。
    ビジネスメールは宛名や挨拶など、用件以外の文章の作成に時間をとられがちなこともあって、1日に何度もやり取りするのは非常に大変です。そのため、早く返信が欲しい用件の連絡には向いていません。
  • チャット:会話感覚で気軽に素早く返信できる
    チャットを使えば、「〇日の打ち合わせを午後からに変更していただくことはできますか。」「では×時からでいかがでしょうか。」「大丈夫です、では〇日×時でお願いいたします。」というように、会話のようなテンポでのやり取りが可能です。
    余分な文章を書く手間や返事を待つ時間も減らせるので、急ぎの要件もすぐに終わらせることができます。


サイズの大きな画像データをいくつか送りたいんだけど…



  • メール:送受信できる添付ファイルの容量が少ない
    「メールに何かのファイルを添付しようしたら、重すぎて送れなかった!」という経験がある方は多いですよね。
    そのまま添付して送れない場合は、ファイルを圧縮したり、メールを複数回にわけたり、外部のアップロードサービスを利用したりする必要が出てきます。いずれにしても、送信者・受信者ともに余分な手間がかかってしまいますね。
  • チャット:大きなファイルも気にせず添付できる
    チャットの場合、「一人の相手に届ける」というよりも「チャット上にファイルを置いて共有する」というイメージになります。
    動画など、1GBを超えるような大容量ファイルでも、チャット送信画面にドラッグ&ドロップするだけですぐに共有することができます。
    また、グループチャットの中にファイルを置いておけば、後から入ってきた人たちもダウンロードが可能なため、大人数に見てほしいときや、後からメンバーが増えた場合の共有も簡単です。


機密情報を扱うのでセキュリティが不安だなぁ…


  • メール:今や微妙
    メールの場合、うっかり宛先を間違えるなどの誤送信が起こりやすいため、機密情報をやり取りするには細心の注意が必要となります。
    また、送信時に暗号化などもおこなわれないため、情報漏洩への不安が残ります。
  • チャット:すべての送受信情報が暗号化されて安全
    チャットであれば、すべてのメッセージが暗号化されて送受信されるため、安全にメッセージをやり取りすることが可能です。
    また、チャットのアカウントは企業側で管理することが可能です。チャットワークにおいては異動や退職などでグループからメンバーを外したい場合も簡単に退出されられるので、その後の機密情報などの漏れを防ぐことができます。


去年の取引に関する情報を振り返りたい!



  • メール:さかのぼるのが大変
    メールの場合、あまり検索性がよいとは言えませんよね。
    過去のメールを対象にワード検索をかけても、場合によっては大量の関連メールがひっかかってしまいます。
    引用返信が連なっていたりすると、見たい情報を探し当てるのも大変です。
  • チャット:過去ログをさかのぼりやすく、検索性も高い
    チャットワークにおいては過去ログは発言者やグループごとの一覧表示でさかのぼりやすく、過去の情報を探すのも簡単です。
    ワード検索をするときは、オプションとして発言者や除外ワード、期間なども容易に設定できます。検索結果から該当箇所へ飛べば、前後のやり取りも含めて確認できるので、スピーディーに目的の情報へたどりつけます。

前回の記事とあわせて振り返ってみると、今やメールは、ビジネスシーンに最適なコミュニケーションツールではなくなってしまったと言えるでしょう。
ただ、だからと言っていきなりメールの利用をやめるわけにもいきませんよね。
メールの不便を少しでも解消して、ビジネスコミュニケーションをもっと快適にするにはどうしたらよいのでしょうか?次回の記事で考えてみたいと思います。




谷口 智香
元ITエンジニアのライター。現在はエンジニア経験を活かしつつ、IT・キャリア・人事系の記事を中心に執筆中。ITサービスを活用した仕事におけるコミュニケーション術などに興味がある。

【ビジネスチャットユーザー連載記事】コミュニケーションの効率化はメールとチャットの併用から!

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「メールは非効率だけど、ビジネスチャットが本当に効率的なの?」
と考えるビジネスマンに向けた連載企画第4回目です。
前回までは、メールとチャットの違いを比較しながらご説明してきました。
今回は、ビジネスコミュニケーションをもっと快適にするための方法を考えてみたいと思います。

メールの不便を解消して、もっとビジネスコミュニケーションを快適にする方法とは、
これまでの記事を振り返ってみると、メールは今や仕事に最適なコミュニケーションツールとは言えないのかもしれません。
それなのに、なぜいまだにビジネスシーンではメール利用が主流なのでしょうか?


メールをやめられない理由



メールを使わざるを得ない要因としては、以下のような項目が挙げられます。
  • 初めて連絡をする際はメールが必要
    たとえば、初対面で名刺交換をしただけの相手だと、メールアドレスしかわからない…という場合が多いかと思います。
  • 取引先やお客様からの連絡がメール中心になっている
    取引先やお客様から頻繁にメールが届いている状態で、いきなり「メールの利用をやめます」とは言いづらいですよね。
  • 改まった用件はメールで送りたい
    チャットは会話感覚でやり取りできるのがよいところですが、改まった用件を伝えたいときはメールのほうがふさわしいかもしれません。
上記のようなケースもあるので、メールの利用を一気にやめてしまうのは難しい……とはいえ、メールだけだと前回までの記事のようなミスや面倒が起きやすい……。
ビジネスコミュニケーションをもっと快適にするには、どうすればよいのでしょうか?


チャットとメールを併用して、それぞれの特徴を活かす!



メールだけだと起こりがちなトラブルや面倒ごとは、チャットとメールを併用することで減らせるはずです。
チャットの場合、以下のようなシーンに向いています。
  • 組織やチーム間でのやり取り
    チャットは同じ組織やチーム内でのコミュニケーションツールに最適です。
    部署やプロジェクトチームなど、必要なメンバーを選んでグループを作っておけば、情報の共有漏れを防げます。メールよりも気軽にメッセージをやり取りできるため、組織内のコミュニケーションを活発化させることもできます。
  • 取引先など頻繁な連絡が必要な相手とのやり取り
    社外の相手でも、担当している取引先など頻繁なやり取りが発生する相手とは、チャットでのやり取りに切り替えたほうが便利です。宛名や挨拶、署名などの面倒なメールマナーにとらわれず、スピーディーなやり取りができます。
  • 添付ファイルを一緒に送りたいとき
    大容量ファイルでも、チャットなら送信画面にドラッグ&ドロップするだけですぐに共有できます。メッセージだけでなく「必要なファイルを共有する場所」としてもチャットは最適です。
チャットは、特に複数人:複数人のようなグループ内でのやり取りが得意です。メールのような1:1で送り合う連絡手段とは異なる、「クラウド上の会議室」のようなイメージが近いかもしれません。


チャット=「クラウド上の会議室」



会議室では、1人がホワイトボードにメッセージを書けばみんなが読めますし、会議室に資料のファイルを置いておけば、みんなが手に取って見ることができますよね。

メールや電話といった従来のコミュニケーションツールでは、Aさん:Bさん、Aさん:Cさんというふうに、1:1のコミュニケーションしかとれませんでした。
これがチャットなら、たとえばグループ内の誰かが情報発信をすればAさんにもBさんにも伝わり、後から追加されたCさんもログを見てすぐに情報を共有できる……という具合に、複数人:複数人のコミュニケーションも容易にとることができます。

というわけで、4回にわたってビジネスコミュニケーションとチャットについてを考えてきました。
今後は、チャットツールがもっとビジネスシーンに浸透することで、コミュニケーションにおけるトラブルやコストが少しでも削減されればと思います。




谷口 智香
元ITエンジニアのライター。現在はエンジニア経験を活かしつつ、IT・キャリア・人事系の記事を中心に執筆中。ITサービスを活用した仕事におけるコミュニケーション術などに興味がある。

チャットワークがミレニアル世代マネジメントの最強ツールになりうるワケ

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ChatWorkが毎月開催しているセミナーでは、毎年新入社員が入社してくると、「社会常識がない」、「企業文化に合わない」と頭を抱える管理職や先輩指導者をよく目にします。

大学院卒の新入社員も平成生まれが大半を占めるようになり、従来の枠組みや考え方にとらわれない、いわゆる「ミレニアル世代」と呼ばれる人々が組織の中核を担うようになりつつあります。しかしながら年長者たちとミレニアル世代の間には、各々の世代が共通して持つ常識に大きなギャップがあり、仕事を進める上で、ときにこのギャップがハレーションを起こしてしまうことが課題になっています。

ChatWorkも組織の中心を成すのがミレニアル世代の社員です。そこで、ミレニアル世代の社員がいる組織のマネジメントの参考になればと思い、社内でミレニアル世代を部下に持つアラフォーのマネジメント層の人たちにヒアリングを実施。彼らが日々感じているミレニアル世代の特徴や、チャットワークを活用したマネジメント方法について聞いた話をまとめました。

ミレニアル世代とは


ミレニアル世代とは、一般的に1980年代から2000年代初頭までに生まれた人を指すことが多く、インターネットが普及した環境で育った最初の世代と言われています。2030年代半ばには、ミレニアル世代に属するすべての人が40歳を超え、社会の中核を形成することから、社会に新たな価値観や潮流をもたらす可能性があるとされています。

ミレニアル世代
アメリカで、2000年代の初頭に成年期を迎えた世代のことをいう。M世代、ミレニアルズMillennialsともよばれる(ミレニアルは「千年紀の」の意)。初めてのデジタルネイティブ世代であり、金融危機や格差の拡大、気候変動問題などが深刻化する厳しい社会情勢のなかで育ったことから、過去の世代とは異なる価値観や経済感覚、職業観などを有する。
*引用:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)


ミレニアル世代の特徴


1. 仕事の大義を重視する
ミレニアル世代は、自分が仕事をすることの意味や、その仕事をすることによって社会に及ぼす影響力など、仕事の大義を重視します。また、「自分らしさ」を大切にし、自己実現のためには転職に対しても抵抗感がありません。

ミレニアル世代は、労働の対価として給与をもらうだけでなく、自分がやっている仕事が何らかの意味があるのだと感じることが仕事をするモチベーションの源泉になるため、仕事内容にも目的を求めます。

2. ワークライフバランスやフレキシビリティ(柔軟性)を重視する
インターネットの普及に伴い、人々はさまざまなライフスタイルを選択することが可能となり、自分が理想とするライフスタイルを実現しやすくなりました。

現代はインターネットさえつながれば、時間や場所を問わず、パソコンやスマートフォン、スマートデバイスを使って仕事をすることができる時代です。従って、ミレニアル世代の中には毎日同じ場所(オフィス)、同じ時間に出社する必要性を感じない人もいます。自分の理想のライフスタイルを叶えるためには、新しいテクノロジーを取り入れることにも抵抗がありません。

3. コミュニティを大切にする
ミレニアル世代は、言い換えれば、常に「世界とつながっている」デジタルネイティブ世代です。年齢、国籍、性別問わず、同じ属性、同じ指向をもつ人同士でコミュニティを形成し、仲間とのつながりを大切にする傾向があるとされます。

コミュニティへの帰属意識が強い一方で、 インターネット上でさまざまな価値観に触れる機会が多いので、「人は人(他人軸)、自分は自分(自分軸)」と切り分けて、他者の多様な価値観や変化も許容する土壌があります。

4. フィードバックや共感を必要とする
ミレニアル世代では、SNSなどのオンラインコミュニケーションを通じ、他者との共感や共通の指向をベースしたコミュニティ形成が定着しています。他の世代と比較して、モノよりも経験、他者からのフィードバックや共感を重視する意識が強いとされています。

自分のアイデンティティにマッチしたものには、信頼を寄せるだけでなく、積極的に情報発信をしたり、(たとえそれが知らない人であっても)コミュニケーションをとりにいきます。

5. 指示者よりも支援者を必要とする
ミレニアル世代はフラットな人間関係を好み、年齢や立場に関係なく、率直に意見交換ができたり、サポートしあえる関係性を構築したりすることに重きを置きます。

ミレニアル世代の常識を否定することは、彼らの反発を生むだけです。仕事においては、彼らの常識を理解し、小まめなフィードバックとサポートで大切な戦力として育て上げるマネジメントが求められます。


ミレニアル世代のマネジメントにチャットワークが効く!?


これらのミレニアル世代の特徴を把握して、マネジメントを円滑にするのがチャットワークです。

デジタルネイティブのミレニアル世代は、インターネットで情報を収集するのが当たり前の時代で、速報性の高い情報に囲まれて生きてきました。従って、彼らは社内コミュニケーションにおいても速報性を求めています。

彼らに個人やチームとしてミッションを提示し、それを成し遂げた実績をスピーディに掲示、共有、評価することは有効なマネジメント方法の1つだと言えます。

ミレニアル世代にとってフィードバックや評価は成長の源泉です。プロジェクトの進捗や社内共有を迅速に返すためにも、1通を作成するのに時間と手間がかかるメールを使うのではなく、より手軽に、即座に送ることのできるチャットワークを利用して小まめにコミュニケーションをとっていきましょう。

ワークライフバランスを重視するミレニアル世代にとっては、働き方の選択肢が増えることは会社の魅力に直結します。チャットワークを全社共通のコミュニケーションツールと定めれば、在宅やカフェなど好きな場所で仕事をすることが可能になるので、働き方の幅を広げられます。チャットワークは時間帯を決めて通知を切ることもできるので、プライベートの時間を邪魔されたくない人たちにとっては有効に働くでしょう。

また、職場で良好な人間関係を築きコミュニティを形成しやすくすることは帰属意識を高めます。ChatWorkでは部活動など共通の趣味、嗜好をもつ者同士でコミュニティを形成し、コミュニティごとにチャットワークでコミュニケーションをとることによって、会社とのエンゲージメントを深めています。

チャットワークは「チャット」というコミュニケーションの性質上、メールのような堅苦しさや距離感がなく、手軽にやりとりができるので、従来の上司部下の関係よりもフラットな組織文化を形成することが可能です。マネジメント層は、トップダウンの指示やプロジェクトの進捗管理よりも、本人の成長を促すようなサポートやアドバイスをするメンターという意識でミレニアル世代と関係を築いて行くのが良いでしょう。


まとめ


チャットワークの利用がミレニアル世代のマネジメントに有効な手段であることを本記事で説明してきましたが、チャットを使ったミレニアル世代のマネジメント方法は他の世代にとってもメリットをもたらすと考えています。

業務に取り組むことの意味や目的を持ち、柔軟な働き方を可能にすることは、結果的に生産性を高めて、より良いワークライフバランスを実現することにつながります。これはミレニアル世代のみならず、企業にとっても歓迎すべき環境と言えるのではないでしょうか。

チャットワークを利用することがミレニアル世代マネジメントの解決策のすべてではありませんが、マネジメント層が従来の枠組みにとらわれることなく、ミレニアル世代の柔軟な発想と活力を活かすことができれば、会社に新たな潮流と変革をもたらすかもしれません。

【ビジネスチャットユーザー連載記事】電話とチャット比べてみた〜前編〜

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「急な電話で仕事中断」、「何度かけても不在」、「聞き間違い・言い間違い」…仕事の電話でミスをしたり、面倒を感じたりした経験は、誰にでもあるかと思います。とはいえ、必要なを連絡を怠るわけにもいきませんよね。
仕事上のコミュニケーションをもっと効率化するには、どうしたらよいのでしょうか?
最近は、多くの企業がチャットを利用することで、余計な手間や面倒を省いた効率的なコミュニケーションを実現させています。
前回までは、メールとチャットの違いについて4回に渡り解説してきました。
今回からのシリーズ連載では、実際にチャットを活用されている方の視点で、電話とビジネスチャットの違いについてをご紹介します。


電話ってどんなツール?


業務上のコミュニケーションツールは、まだまだ「電話が中心」という企業も少なくありませんよね。
ただ、電話には

・かかってくると仕事が中断してしまう
・取次が必要で話したい相手にすぐつながらない
・言い間違い、聞き間違いが起きやすい
・聞きながらメモをとるのが面倒

などといった特徴があり、どんな場面でも効率的に使えるツールとは言えません。
そのせいで、最近は連絡手段をチャットへ移行させる企業も増えてきています。
では、チャットは電話と比べてどのようなメリットがあるのでしょうか?
仕事中にありがちな利用シーンを通して、ご紹介していきます。


ちょっと伝えたいことがあるだけなのに…



  • 電話:取次が必要な上、不在なら伝言や折り返しが必須
    電話の場合、必ずしも話したい相手が出てくれるわけではないので、かけるたびにいちいち取り次いでもらわなければなりません。
    また、相手が不在の場合は、メッセージの伝言をお願いするか、折り返しでかけ直す、もしくは折り返しでかけ直してもらう必要があります。
    たとえば「明日の会議開始時間が30分変更になった」、「次の打ち合わせにあの資料を持ってきてほしい」など、ちょっとしたことを伝えるだけでも、タイミングが合わないと、お互いに時間も手間もかかってしまいます。
  • チャット:直接本人に届くから、伝言や折り返しは不要
    チャットなら、連絡事項が発生したらチャット画面で相手を選んで「明日の会議は〇時からに変更になりました」、「次の打ち合わせにはあの資料を持ってきてください」などと書くだけです。
    メッセージは直接相手のチャット画面に届くので、折り返したり伝言を挟んだりする必要はありません。


伝え間違いや言った・言わないでトラブル発生!



  • 電話:聞き間違いや言い間違い、伝え忘れなどが起きやすい
    電話の場合、「その場で正確に伝える・聞きとる」ということが非常に重要です。
    うっかり言い間違いや聞き間違いをしてしまうと、正しくない情報が共有されてしまい、それが原因でトラブルが起きてしまうこともあります。
    ただ、どんなに気をつけていても「言った・言わない」の証拠を残すことはできませんし、どんなやりとりがあったかを後から再確認することもできません。
  • チャット:やりとりはすべて書面で残るから、後から確認できる!
    チャットなら、やりとりはすべて書面で残るので、チャット画面を開くだけでいつでも・何度でも確認できます。
    言い間違い・聞き間違いや伝え漏れが起こりづらく、電話のようにメモをとったり、何度も聞き直したりする手間もありません。


周りの人に聞かれたくない情報を伝えたいんだけど…



  • 電話:相手だけでなく周りにも聞こえてしまうので、場所に気を遣う
    電話の場合、伝えたいことはすべてその場で口に出さなければなりません。そのため、「取引先の情報」「金銭的な話」など、「ちょっと周りの人には聞かれたくない…」という内容を伝えたいときは、非常に気を遣います。
    携帯での通話に切り替えたとしても、いちいち移動して人が少ない場所を探すのは面倒ですよね。
  • チャット:周りに聞かれたくない話もしやすい
    チャットなら、個別にメッセージを送れば情報が伝わるのはメッセージを送信した相手だけです。
    周りに聞かれたくない情報も、場所を選ばずに書いてやりとりできるため、気を遣う必要はありません。

このように、コミュニケーション手段が電話中心のままだと、業務効率の悪化にもつながってしまいます。
次回の記事でも引き続き、まだまだある電話とチャットの違いについてご紹介したいと思います。




谷口 智香
元ITエンジニアのライター。現在はエンジニア経験を活かしつつ、IT・キャリア・人事系の記事を中心に執筆中。ITサービスを活用した仕事におけるコミュニケーション術などに興味がある。

副業解禁でキャリア迷走!? 副業を成功させ理想の働き方を叶える3つのポイント

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巷では「副業元年」、「フリーランス元年」と言われている2018年。副業にチャレンジしたものの、本職とのバランスを取るのが難しいと感じたり、初めての試みに対する不安やストレスを感じたりしている人も多いのではないでしょうか。

本来であれば新しいキャリアを築くために始めた副業が、かえって生活の足枷となってしまったり、心身に支障を来したりして、自分が理想としていたはずのキャリアを見失ってしまう人もいるそうです。

今回は副業に成功させるためのポイントを3つ紹介します。

副業をおこなう背景


理想的な副業とはどんな状態を指すのでしょうか。

副業をおこなっている人たちは、それぞれの目的に沿った仕事を選んでいる人が大半です。そのため、どのような副業を理想とするかは個々人の目的や理由によって異なります。

  • 自身の収入を増やす
  • 本業と同じ領域でキャリアを積んで専門性を高める
  • 新しいことにチャレンジする

上記のように理想的な副業と一言で言ってもさまざまなのです。

副業を始めるときの障壁


副業を認める企業が増える一方で、自己責任も増えるが故に気をつけなければならないこともあります。

1. 本業+副業タスクの増加
副業を始める場合は、複数の業務を1度にこなすスキルと体制が必要になってくるため、上手な自己管理が鍵になります。

本業と副業の業務やスケジュールは連動していないので、マルチタスクを全て個人で管理しなければなりません。社内のタスクは、抜け漏れがあったり休んだりしても、ある程度は上司や同僚がフォローしてくれますが、社外タスクは自己管理をおこなわなければなりません。

本業と副業のバランスがうまくとれず、副業にチャレンジしてみたものの、結局辞めてしまったというケースもあります。

2. ロールモデルやメンターがいない
副業を始める上で、自分がお手本とするロールモデルを探したい、メンターとまではいかなくても相談にのってくれる人が欲しい、などのニーズも出てきます。しかしながら、副業をしている人たちの目的はさまざまな上、副業を取り巻く環境は複雑化しています。

自分が目指している働き方や行動をとっているロールモデルやメンターが見つけにくいので、疑問点や悩みを解決することができず、ストレスを抱える人も増えています。


副業を成功させるための3つのポイント


自らが理想とする働き方やキャリアを実現し、生活を豊かにするためにも、新しく始めた副業で本業や健康に支障をきたしてしまうのは本末転倒です。副業を始めるときは、上記のような障壁を理解した上で、まずは自身が副業をすることの目的を明確にしましょう。そして副業によって日々の生活に悪影響を出さないためにも、時間と業務管理面での対策が重要になってきます。

副業の管理として有効なのがビジネスチャットの活用です。中でもチャットワークはタスク管理ができるので、すべての情報をチャットワーク上に集約することができれば、自分が本業と副業で抱えている仕事の優先順位をつけやすくなります。

1. コミュニケーションはビジネスチャットを活用
副業と一言で言っても職種内容は多種多様ですが、IT系の場合は相手とコミュニケーションを取る際にビジネスチャットを活用して、テキストチャットやビデオ会議がおこなわれることが非常に多いです。

クライアントによって使用しているチャットツールが異なるものの、チャットワークは日本最大級のシェアを持っており、社内外とのやりとりもしやすいことから、多くの企業で導入されています。メールアドレスさえあれば、簡単にアカウントを作ることができるので副業用にアカウントを作っておくとよいでしょう。

チャットワークは、チャットというコミュニケーション形態の特性上、気軽にやりとりができるので、テキストチャットやビデオ通話で、相談しながらタスクを取り組んだり、円滑に作業を進めるための疑問解決などに役立ちます。

また、メールやプライベートで使うメッセンジャーなど、複数のコミュニケーションツールでやりとりを続けていると、抜け漏れが発生したり、進捗管理を正確に把握することが難しくなったりします。コミュニケーションをチャットワークに集約することで、抜け漏れなく、進捗情報を整理しやすい環境を構築しましょう。

2. タスク管理
自分が本業と副業で抱えているタスクをチャットワーク上ですべてタスク化します。個々のタスクはそれぞれに期日を設けることで、優先順位やスケジュールを整理しやすくなります。チャットワークのタスク管理機能をフル活用すれば、本業と副業の間で複数のタスクを同時並行でおこなう必要に迫られても、効率よくタスクをこなすことができるようになります。

「●●さんのアポをとる」など、ちょっとしたToDoもチャットワークの「マイチャット」でタスク化しておくと抜け漏れなく業務を進められるでしょう。タスク管理で仕事の回転を円滑にすれば、頭の中の整理にもなり、時間と気持ちにも余裕が生まれてくるはずです。

3. 迅速な情報収集と情報交換
副業ではロールモデルやメンターが不在のため、さまざまなコミュニティで副業に関する情報交換会やイベントが開催され、ネットワークが広がっています。

副業で始めた仕事が自分にあっていないと思った場合は、オンライン/オフラインのコミュニティで情報収集をしましょう。自身が抱えている問題を解決できたり、新たな道を模索するきっかけになったりすることがあります。

副業をおこなっている人や、フリーランスで複数の仕事をこなしている人の多くはチャットワークユーザーです。これらのネットワークは、副業を続けていく上の貴重な情報源となり、さらには新たな仕事につながる可能性があるので、いつでも連絡が取れるようにチャットワークでつながっておくとよいでしょう。


まとめ


副業のメリットの1つに「気軽に始められる」という点がありますが、副業解禁の制度や風潮に踊らされることなく、まずは自身が理想とする働き方とキャリアを設定し、副業をする目的を明確することが重要です。

本業と副業で発生するマルチタスクはチャットワークで管理し、情報はチャットワークに集約、さらには副業をしている人やフリーランサーとチャットワークでつながることで、本業と副業間のバランスを崩すことなく仕事を円滑に回せるようになるでしょう。

副業を始める際はぜひチャットワークをフル活用して、自身が目指しているライフスタイルを切り拓いていってくださいね。

ITビジネスを専門とする弁護士が解説!クラウド型ビジネスチャットは情報セキュリティの観点から妥当なのか?

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なんとなくビジネスチャットを使った方が効率化が進みそうと感じているものの、「クラウドサービスはビジネスで使っても安全なのかどうかよくわからない」という人も多いのではないでしょうか。

今回は、ITビジネスを専門とし、ChatWorkの顧問弁護士でもある弁護士法人ファースト&タンデムスプリント法律事務所代表弁護士 藤井総氏が、クラウドサービスの情報セキュリティに関して解説します。


オンプレミスソフトがクラウドサービスよりも安全というわけではない


ーー藤井さんのお仕事について教えてください。

藤井弁護士(以下敬称略):「世界を便利にしてくれるITサービスをサポートする」ことを使命(ミッション)に掲げて、ITサービスを運営する企業に「法律顧問サービス」を提供しています。

法律顧問サービスの導入企業数は約70社(2018年現在)おり、ITサービスを提供する企業やIT関連部門、IT関連組織が法律顧問サービスの主な導入企業になり、中堅・上場企業だけでなく、ベンチャー企業もサポートしています。

ーーITビジネスを専門にしているのですね。オンプレミスソフトとクラウドサービスの情報セキュリティに関しては、どうお考えでしょうか。

藤井:自分の手元(パソコンなど)にデータが存在するオンプレミスソフト1のほうがクラウドサービス2よりも安全で安心だ、と考える人も少なくないようですが、その考えは必ずしも正しくはありません。

近年はパソコンなどがコンピューターウィルスに感染してデータが漏洩する事件が多発していますし、端末を紛失したり故障する(それによってデータを失う)リスクもあります。

一方でクラウドサービスの場合、基本的にはデータはクラウドサービス事業者の管理するサーバ内に存在します。もちろん、コンピューターウィルスに感染したり故障するリスクもあるでしょうが、オンプレミスソフトと比べてそのリスクが有意に高いとはいえないでしょう。


1ユーザーのパソコンなどにインストールして利用するソフト
2ユーザーのパソコンなどPC等からインターネットを通じて利用するサービス




クラウドサービスの利用は情報セキュリティの観点からも妥当


ーーそうなるとクラウドサービスを利用することは、情報セキュリティの観点から妥当なのでしょうか。

藤井:そうですね、クラウドサービスを利用することは、「情報セキュリティの三要素」の観点から妥当であることが多いと考えられています。

情報セキュリティの三要素は、「機密性」(アクセスを認可された者だけが情報にアクセスできる特性)、「完全性」(情報が破壊、改ざん又は消去されていない特性)、「可用性」(必要時に中断することなく情報にアクセスできる特性)にある、といわれています。

ーー情報セキュリティの三要素の観点から考えるべきなのですね。詳しく教えてください。

藤井:まずは機密性ですが、大規模なクラウドサービスを運営する大手事業者は、それまでの経験や実績から、高度な情報システムや機密性に関するノウハウを有する場合が多いでしょう。一企業が大手システムインテグレーターの支援を受けずに、自らシステムを構築する方が、機密性のリスクは高いと思われます。

次に完全性ですが、サーバ上のデータは事故により容易に消失します。オフィスで火災や地震が起きて、オフィス内のサーバが焼失や破損するケースを想定してください。

一方でクラウドサービスでは、チャットワークが利用しているAWS(Amazon.comにより提供されているクラウドコンピューティングサービス)のような世界最高レベルの堅牢なデータ保護体制が構築されたサーバが利用されていることが多く、完全性が確保されている場合が多いでしょう。

そして可用性ですが、一企業が緊急時を想定して必要な人員を常時確保しておくことは人件費の観点から困難です。一方で大規模なクラウドサービスを運営する大手事業者は、緊急時に対応することが可能な高度なスキルを有する人員を確保している場合が多く、可用性が確保されている場合が多いでしょう。


ーーなるほど。情報セキュリティの三要素以外に考慮すべきことはありますか。

藤井:情報セキュリティの三要素の観点から、クラウドサービスを利用することの妥当性を検討してきましたが、情報セキュリティを検討する際は、コストとのバランスも考慮すべきです。

もちろん、情報セキュリティのレベルは高いほうが良いですが、レベルを上げるためにはコストがかかり、ゼロリスクを追い求めればコストは際限なく膨らんでしまいます。


BYOD・シャドーIT対策として導入すべきビジネスチャット


ーークラウドサービスの利用に関しては理解できたのですが、情報セキュリティの観点でいうとBYODとシャドーITの対策も必要でしょうか。

藤井:ご存知のとおり、BYODとは、「Bring Your Own Device」の略語で、従業員の私用端末(スマートフォンなど)を業務上で利用することをいいます。

このBYODを導入することは、従業員が利用する端末のイニシャルコスト・ランニングコストの削減、業務効率の向上、災害等の非常時での事業継続性など、会社にとってさまざまなメリットがあります。

そのため、導入を進める会社が増えていますが、その一方で、セキュリティをコントロールしにくい従業員の私用端末から、社内データへのアクセスが可能になるため、端末の紛失、盗難、さらには従業員による不正アクセスによって、情報漏洩の危険があります。

また、BYODにともなって従業員の私用アプリ(SNSやメッセンジャー)が業務で利用されることになりがちですが、誤送信やアカウントの乗っ取りによる情報漏えいの危険もあります。

ーービジネスでのやり取りが情報漏洩すると、企業の信用にも関わるので怖いですね。

藤井:このようなリスクから、BYODの導入に二の足を踏んでいる会社が多いのも事実です。

ですが、各種調査によると、近年、従業員が非公式に(会社に許可なく)私用端末や私用アプリを業務で利用する例が急増しているようです。

つまり、会社の意向に関係なく、今どきの従業員は、事実上BYODを実行しているわけです。このような、会社が把握していない従業員によるIT活用を、シャドーITといいます。

これは、会社のコントロールがまったく利かないため、非常に危険な状況です。このような状況からすれば、会社としては、いたずらにBYODのリスクを恐れるのではなく、私用端末のセキュリティ対策や、私用アプリではなくセキュリティの観点から妥当なビジネスチャットを業務で利用させるなどして、BYODを正式に導入した方が、むしろ安全とさえ言えるでしょう。




仕事で使うならビジネスチャットを導入すべき


ーー詳しい解説ありがとうございます。ビジネス用途で使うのならば、クラウド型のサービスを使うことにメリットがありそうですね。

藤井:当事務所も顧問企業とのやり取りには、チャットワークを利用しています。

クラウドサービスの利用に対する漠然とした不安を抱えている方もいらっしゃいますが、確率がわからない事項が存在するという理由からクラウドサービスの利用を見送る、すなわち利用により得られるメリットを放棄して機会損失を発生させることは、合理的なビジネス判断とはいえないでしょう。

最近では大手金融企業でチャットワークを導入した事例もあるそうですし、情報セキュリティの観点だけでなく、生産性の向上など多方面から見てもクラウドツールを使うことはメリットが多いのではと思います。


参考:チャットワークのセキュリティ体制と料金プラン


安心してビジネス上のコミュニケーションができるよう、チャットワークでは情報管理体制の構築やセキュリティ監査など、さまざまな角度から細心の注意を払ってサービスを運営しています。

※チャットワークのセキュリティ体制の詳細はこちら

また、チャットワークでは組織向けに、「ビジネス」プランと「エンタープライズ」プランの2つのプランを提供しています。

※エンタープライズプランの詳細はこちら




<弁護士プロフィール>
弁護士法人ファースト&タンデムスプリント法律事務所 代表弁護士
藤井 総

「世界を便利にしてくれるITサービスをサポートする」ことを使命(ミッション)に掲げて、ITサービスを運営する企業に「法律顧問サービス」を提供している。

ITサービスを提供する企業やIT関連部門、IT関連組織が法律顧問サービスの主な導入企業になり、その業種はASPサービス事業者、ISP事業者、EDI事業、ハードウェアメーカー、コンサルティングファーム、海外政府系機関等、多様。

取扱業務は、コーポレート、契約書・Webサービスの利用規約(作成・審査・交渉サポート)、労働問題、債権回収、知的財産、経済特別法、訴訟など、企業法務全般に対応している。

運営サイト「IT弁護士.com」(http://itbengoshi.com)

ChatWorkイベントレポート:上場前後、組織の成長の勢いを止めないためにやっておきたい3つのこと」に登壇しました!

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3月13日、「上場前後、組織の成長の勢いを止めないためにやっておきたい3つのこと」と題したセミナーが東京で開催されました。Fringe81株式会社 代表取締役CEOの田中弦氏、株式会社SmartHR CFOの玉木諒氏、そしてChatWork株式会社からはCFOの井上直樹が登壇しました。

今回はセミナーの模様をレポートします。


急成長の企業が成長を止めないためにやるべき組織づくり——株式会社SmartHR



玉木氏は、大学卒業後、大手監査法人のほか2社を経て、2017年10月株式会社SmartHRに入社。現在は同社のCFOとして活躍中です。
そんな玉木氏の講演テーマは「組織運営で一番大切にしていること」。

玉木氏がまず、前提として「代表の宮田が常々メンバーに伝えていることなのですが、スタートアップを創業することは、成長させていく過程を100個の難問を解いていくようなもの、とたとえて話をしています。」述べました。

スタートアップは、どの市場で勝負するのか、初期のプロダクトはどうするのか、マネタイズはどうするのか、資金調達や人材採用は……といった経営課題が次々に襲ってくるといいます。

「これを社長が1人で解こうとすると、時間がいくらあっても足りませんし、出す答えの精度も専門外のことは特に高くなりません。そうではなく、100の問題があるなら、たとえば50人で2問ずつ解いたほうが、各人の専門性を生かして解答の精度を高められますし、トライアンドエラーをする機会も確保できます」

これを実現するためには2つのポイントがあると玉木氏は言います。ひとつは「全員が持っている情報を同等にする」こと。

「よいことも悪いことも含めて情報を開示する必要があります。弊社ではKPIや経営会議の議事、預金残高までフルオープンにしています。その情報をもとに、メンバーが自律的にやるべきこと考えて、動くことができるのです」

情報を開示することは大きな勇気をともないますが、実際にやってみるとさまざまなメリットがあったと玉木氏は説明していました。

「各メンバーが会社の会社の懐事情を気にしながらプロジェクトを進めてくれたり、経営層ではなく現場が予算を立てて自律的に動いてくれたりしました」

もうひとつのポイントは「判断基準としての会社の価値観を定める」こと。

価値観を作っただけではうまく機能しません。社員が普段、どういった言葉を使って話しているのか、そういったところに注目し、普段の会話の中で使えるくらいの「浸透しやすさ」が大事だと玉木氏は言います。

これら2点がそろうことで社員は自律的に判断し、意思決定も自ずと社長と似てくるようになり、経営課題についても早めに対処するスピードが保てるとのことです。

ただ、こういった改善策を頭ではわかっていても、つい目の前の作業に追われて経営課題の発見に至らないというのもよく聞く話。そこで玉木氏が推奨するのが働きやすい組織づくりへの取り組みです。

「私は、働きやすくなるための投資をコストとはとらえていません。会社の成長につながるものであれば、課題の発見解決のためのリソース確保の手段なのです」

同社の基本方針は、「時間を買うためにお金を使う」と「非効率の根本に対処する」という2点です。

事業のスピードをあげるための外部サービスやツール、機器などへの投資は、玉木氏はほぼ“ノールック”でOKを出しているとのこと。

たとえば、「非効率」の原因のひとつである、使いにくいオフィスツールやパソコン、周辺機器に対して、必要であればすぐに導入したり、既にあるのでもったいないということは考えずに、買い換えるなど、徹底して取り組んでいるそうです。


組織拡大の中、いかに経営陣と現場の意識統一を図るか——ChatWork株式会社


続いてChatWorkから、CFOの井上が登壇。ChatWorkのビジョンと、文化を支える制度、そしてチャットワークをどう活用しているのか紹介しました。

井上は大手広告会社、戦略コンサル、外資系メーカーを経て2008年よりリクルートに入社、計5年間の海外駐在を経て2017年8月に帰国し、11月よりChatWorkに入社しました。

井上はまず、ChatWorkのビジョン「世界の働き方を変える」について説明しました。ChatWorkではこのビジョンと会社の価値観を形成するコアバリューが明文化され、社内に浸透しています。

コアバリューとして井上が挙げるのが、「バランス思考」、「ノージャブジャブ&トリプルワクワク」、「ノーイライラ&メイクユーモア」、「ギブ・ギブ・ギブン」など。

会社のビジョンやコアバリューを支えるために、ChatWorkでは年に3回10連休がとれる「長期休暇制度」や、帰省時の費用を負担する「ゴーホーム制度」など、さまざまな制度を用意しています。

制度を設ける理由は「仕組み化」にあると井上は言います。


「たとえばランチトーク制度や飲み会制度、食券制度といったサポートは、オンラインコミュニケーションでまかないきれないウェットな部分を対面コミュニケーションで補完するための仕組みですし、前述のゴーホーム制度やバースデイ制度、出産立会制度などは、家族を大切にすることで、家族にもChatWorkで働いていることを喜んでもらえる仕組みづくりなのです。」

こうした取り組みを強力にサポートするのが、チャットワークの存在です。

グループチャットやタスク管理、ファイル共有、ビデオ通話などの機能があるチャットワークは、メールや電話などよりも気軽にやり取りできるため、コミュニケーションの総量が増えて相互理解が進むのだと井上は説明します。

「すべてをチャットにしたほうがいいわけではなく、対面で話す必要があることも多いし、緊急性が高いなら電話が向いている場合もあります。チャットワークに変えると効率化できるのはメールの部分でしょう。」

ChatWorkでは「全社員」や「部門」などの組織ごと、あるいは顧客やプロジェクト、業務ごとにグループチャットを作成し、グループごとに話題をわけることで業務の効率化とコミュニケーションの活発化を図っています。

グループチャットは業務だけでなく、社内サークルや同期会といったグループもあります。チャットの気軽さと相まって、部署や役職が異なっても自然に会話が生まれるのが特長です。

「役員からのチャットに入社1ヶ月、23歳の新人が返信して、それに対して役員がまた返信するといった、壁のないコミュニケーションが生まれています」


井上は、成長の課程で異なるステージにある組織同士のコミュニケーションにもチャットワークが役立つと話します。

ベースとなるのは、組織成長と危機の関係性です。

「創業してしばらくたつと、やってくるのがリーダーシップの壁。こういうことがやりたかったわけじゃないんだよな……とか思い始めます。それからしばらくすると、権限委譲がうまくできなくなり、さらに進むと今度は権限委譲が進みすぎたせいで統制がとれなくなってしまいがちです。組織の成長には類系があり、進化が次の危機の原因を作るのです。」

この組織成長の考え方をChatWorkにあてはめると、創業当初から存在する開発部門は現在、「他部門との壁」を乗り越えていく段階にあります。

一方、一昨年できたばかりの営業部門は、「指揮の壁」から「自主性の壁」へ移行する段階です。開発と営業でステージがまったく異なっています。
こうした異なるステージにある部門をひとつにするためには、「コミュニケーションの総量を上げるしかない」と井上は強調します。チャットワークは、組織が成長する際に生まれる部門間の歪を解決するツールでもあるのです。


上場前後に会社の成長スピードを落とす組織内の壁をどう乗り切るか——Fringe81株式会社



次にFringe81株式会社の代表取締役CEOの田中氏が登壇されました。田中氏は1999年にソフトバンク部門採用第1期生としてインターネット産業に携わり、その後、さまざまな企業を経て2012年にFringe81株式会社を創業しました。


同社は昨年、東京証券取引所マザーズ市場に新規上場しており、本講演ではその立場から「上場前後に起きた実話」を話していました。

上場という大きな出来事に会社はどう向き合えばいいのか。田中氏は「上場準備には社内全体の協力が必要」と述べ、「うまくやらないとベンチャーの文化を破壊しうるインパクトがあります」と警鐘を鳴らします。

具体的に何が起きるのか。

田中氏が“上場あるある”として挙げるのは、たとえば上場審査のために勤怠管理などが厳しくなり、経営管理部が“きついお母さん化”するといった例です。それにともなって各事業部の不信感が募り、「何のために上場するんだろう」という空気が蔓延してしまうこともあるのだとか。こうなってはもう上場どころではありません。

そんな地雷を踏まないために田中氏が意識したのは「心理的安全性」だといいます。

「部署を横断してチームを分けて、ちゃんと勤怠を期限までに出したチームのリーダーはCFOに美味しいご飯に連れて行ってもらうというゲーミフィケーションを取り入れました。他のチームには負けたくないし、面白いから皆ちゃんと出すようになって、これを繰り返すと6ヶ月連続でちゃんと締まりました(笑)」

こうした社内に向けた取り組みで、田中氏が心がけていたことがあると言います。

それは「上場のために」という言葉を絶対に言わないようにしたこと。

「上場が目的になってしまうと、上場した途端に辛くなってしまうのです。上場したあと、組織が崩れる要因のひとつです」

上場を果たした田中氏だからこその実体験に、聴講者も熱心に聞き入っていました。


田中氏、玉木氏、井上が語る、上場準備のポイント



各社の発表後は、「上場準備のポイント」をテーマに、3社によるディスカッションがおこなわれました。

田中氏が話した「心理的安全性」について、玉木氏は「弊社でも浸透させようとしています」と同意しつつ、「新しい人が入ると無関係な顔をする人が増えたりします。そういうとき、皆で盛り上げることも大事」と実体験からコメント。「弊社は絵文字文化が強くて、皆それを押しまくっています。Facebookの"いいね"みたいな効果があります」とのことです。

また、田中氏が「上場のために」という言葉をNGにしたというエピソードを聞いた井上は、「弊社も"上場のために"とはっきり言っているわけではないが、その意識が形成されつつあるのかなと」と自社を振り返り、「オンラインだけじゃなく、オフラインも含めてなるべくコミュニケーションを活発にしようという仕掛けをやっています」とあらためて社内制度における取り組みを振り返りました。

田中氏からは「この制度は効いているぞと思うのは」との質問がありました。

玉木氏は11月から始めたという部活制度を挙げ、「どんな部活でもいいのでどんどん作ってもらい、2部署以上で4人集まると部費を出しています」と部活制度を紹介。遊び目的のサークルであっても、社内コミュニケーションにつながるなら、費用は惜しまないそうです。

田中氏は「福利厚生は社員が50人増えるたびに変えていったほうがいいかも」と具体的にアドバイス。

「弊社は100人くらいまでは四半期に1回社員旅行をやっていましたが、150人を超えてくるともうそれは無理なんです」

この発言に玉木氏と井上も大きくうなずいていました。SmartHRでは玉木氏が入社する前、MVP制度があったのだとか。会社が苦しかった時期はモチベーションアップのための施策として機能していたそうですが、組織が拡大し安定するにつれて、「誰が選ぶのか」という問題が発生し、いったん廃止したのだそうです。

パネルディスカッション後は、聴講者からの質疑応答へ。

「ストックオプションを持っているメンバーと持っていないメンバーとの温度差をどうケアするのか」や、「日本人以外とのコミュニケーションで気をつけていることは」、「IPOをしてみてよかったことは」といった鋭い質問が飛び交い、登壇者の3名は真剣に回答していました。


おわりに

企業にとって上場は非常に大きな転換点ですが、その前後で起きうるさまざまな課題についてはあまり語られることがありません。今回のセミナーは上場に関する本音が聞ける貴重な場となりました。

ChatWorkでは、業務効率化、働き方改革などさまざまなテーマでセミナーを毎月開催しています。

セミナー開催情報はこちら

ゴールデンウィーク明けにかかりやすい!?五月病対策をコミュニケーションの視点で考える

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新年度を迎え、新社会人だけでなく、転職や異動などにより新しい環境で仕事を始める人も多いこの季節。心機一転、やる気に満ちている人が多い一方で、ゴールデンウィークを過ぎて新生活が一段落する頃から、にわかに「なんとなくやる気が出ない」、「気分が悶々とする」という症状が現れる人がいます。俗にいう「五月病」です。

今回はコミュニケーションの視点から五月病を未然に防ぐための対策を考えます。


「五月病」って何?

五月病の多くは一時的なものであり、適度な休息などで改善されることがほとんどです。「五月病」は正式な医学用語ではなく、医療機関では「適応障害」や「軽度のうつ」などの診断名がつけられる場合もあります。一過性のものだと思っていた五月病から、うつ病に発展することもあるので、注意が必要です。


五月病の原因

五月病になる背景にはさまざまな原因がありますが、その多くが環境の変化や心理的なストレスによるものです。

1. 新しい環境に馴染めない
新しい職場環境に慣れない、上京や転勤などによる生活環境の変化に適応できない。

2. 新しい人間関係に慣れない
新しい配属先や転職先で上司に質問しづらい、同僚に相談できない、コミュニティにとけ込めないなど、人間関係に順応できない。

3. 理想と現実のギャップが埋められない
新しい職場環境で自分の強みが活かせない、自分が思い描いていたイメージと現実にギャップがある、など「こんなはずじゃなかった」という精神的ダメージ。

4. 次の目標を見失う
就職や転職である程度目標が達成され、次の目標が見つからない。いわゆる「やる気スイッチ」が切れ、「燃え尽き症候群」で無気力な状態に。


こんな症状がある人は要注意!


次のチェックリストでにあてはまる人は、五月病になっている可能性があるかもしれません。気になる症状があったり、仕事に支障が出てくるようになったりしたときは、専門医に相談してみることをおすすめします。


  • 朝起きるのがつらい
  • 食欲がない
  • 身なりを整えるのがめんどくさい
  • ネガティブ思考に陥りやすい
  • 通勤することが苦痛で、動悸や腹痛など体調不良が出る
  • 業務効率が落ち、ミスが増えた
  • 人と会うのがめんどくさい
  • 眠りにつくまでに時間がかかる
  • イライラしたり、焦ったりする
  • 些細なことでストレスを感じる
  • 頭痛やめまいが起こりやすくなった
  • 目標が見出せず、無気力状態になってしまう


職場のコミュニケーションで五月病を予防する


では五月病を防ぐ対策として、会社は何をすればいいのでしょうか。

新しい環境で働く人に対して、周囲の人は積極的に声をかけるなど、オープンで話しやすい職場作りに努めることが五月病を未然に防ぐことにつながります。

1. 1人で悩ませない
新しい人関係の中では、仕事で悩みを抱えていてもなかなか相談できず、悶々とした気持ちを抱えている人もいます。上司や同僚などと話しやすい環境づくりに努めましょう。人に話すことで気分も軽くなりますし、ストレス軽減になります。悩みがあるようならまずは本人の聞き、厳しく指摘しないことが大切です。

2. 焦らせない
新しい環境に適応できずに時間がたつと、自分だけが取り残されてしまったような気持ちになり「何とかしなくちゃ!」という焦りが生じてしまいがち。焦りはストレスの原因です。オープンで個々の多様性を認める環境をつくり、周囲がサポートしましょう。

3. 完璧主義でなくていいと伝える
完璧主義者は、そもそも五月病だけでなく、うつ病にもなりやすい体質です。新しい職場や業務に早く適応しようとするあまり、肩に力が入っている人も少なくありません。一生懸命に業務にあたるのはとても素晴らしいことですが、周囲の人は本人がイメージしていることの8割方できれば上出来!程度に思っていることを伝えましょう。

これらのコミュニケーションには対面が有効であるのはもちろんのこと、チャットでのコミュニケーションも有効です。

対面では日頃あまり本音を話さない人でも、文章であれば素直な気持ちを吐露できるという人もいます。チャットワークを活用すれば、「チャット」というコミュニケーションの特性上、メールのような堅苦しさや距離感がなく、気軽に、そしてすぐにやりとりができるので、従来の上司部下、同僚の関係よりもフラットなでオープンなコミュニケーションの場をつくることが可能です。


まとめ

昨今は新社会人に限らず中堅社員でも、転勤や異動などによる環境の変化から五月病を発症することが増えているようです。新しい職場や新生活に適応できないあまり、焦りと気合いが空回りしてしまうときは、強いストレス状態に陥りがちです。

新しい環境で働く人に対しては、オープンで話しやすい環境づくりに努め、積極的にコミュニケーションをとることが五月病の予防になるでしょう。

【ビジネスチャットユーザー連載記事】電話とチャット比べてみた 〜中編〜

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前回から、ビジネスコミュニケーションで電話をよく使用する方に向けて、電話とチャットの違いについてご紹介しています。
今回の記事でも引き続き、仕事中によくある利用シーンを例に、電話とチャットの違いをご紹介したいと思います。


会議中に連絡が来てたけど、今日は一日忙しいんだよね・・・



  • 電話:相手の都合のいいタイミングでかかってくる
    電話はお互いのタイミングが合わないとできません。
    仕事の予定が立て込んでいるときにタイミングを合わせようと思うと、スケジュールの調整や仕事の中断をする必要が出てきてしまいます。
    また、忙しいときに重要度の低い電話が来ると、邪魔されて仕事の効率が落ちてしまうこともあります。
  • チャット:相手を気にせず自分のタイミングで対応できる
    チャットなら、わざわざ予定を調整したり、手元の仕事を中断したりする必要はありません。
    会議や外出が続くような忙しい日でも、届いているメッセージは手のあいた隙間時間で確認・返信すればよいのです。
    そのため、集中したい作業があるときに、重要度の低い連絡に邪魔されるようなこともありません。


わずらわしいマナーがあると、すぐに本題に入れない…



  • 電話:電話特有のマナーが面倒、そのぶん時間もかかる
    仕事上の電話では、毎回受けた側が社名を名乗って、かけた側が社名と名前を言って、「お世話になっております」を挟んで話したい相手を指名して…といったマナーにのっとったやりとりが発生します。
    電話をかけた段階・受けた段階では、相手がわからないので仕方ありませんが、毎回この形式を守ってやりとりするのは面倒ですし、本題に入るまで余分に時間がかかってしまいます。
  • チャット:簡単なメッセージでやりとり完了
    電話特有のマナーや儀礼的なあいさつなどは不要です。
    メッセージは話したい直接と直接やりとりできるため、「商品Aの納期はいつごろになりますか?」「〇月×日の予定です!」といった感じで、すぐに本題に入れて、必要な情報のやりとりを素早く終えられます。


自分と関係ない連絡に手間をかけたくない!



  • 電話:出たら最後、自分宛じゃなくても応対作業が発生する
    たまたまとった電話だと、自分とは関係ない連絡の場合も多いですよね。それなのに、電話をとった人には、指名された相手の所在を確認したり、社名や名前を聞いて伝えたり、不在なら伝言を聞いてメモに残したり……とさまざまな作業が発生し、時間をとられてしまいます。
  • チャット:送信元が明確
    チャットの場合「出てみないと相手がわからない」という連絡は来ません。メッセージは必要な相手、例えばプロジェクトグループや部署ごとに直接届くため、関係ない人に余分な作業が発生することもありません。

このように、コミュニケーションの手段が電話中心だと、仕事の効率も下がってしまいがちです。
ただ、だからといっていきなり電話の利用を完全にやめるわけにもいきませんよね。
というわけで、次回は電話の不便を解消しつつ、ビジネスコミュニケーションをもっと快適にする方法を考えてみたいと思います!




谷口 智香
元ITエンジニアのライター。現在はエンジニア経験を活かしつつ、IT・キャリア・人事系の記事を中心に執筆中。ITサービスを活用した仕事におけるコミュニケーション術などに興味がある。

【ビジネスチャットユーザー連載記事】電話とチャット比べてみた 〜後編〜

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前回までは、ビジネスコミュニケーションツールとしての、電話とチャットの違いをご説明してきました。
振り返ってみると、今や電話は効率的なコミュニケーションツールとは言えないのかもしれません。
それなのに、なぜ電話の利用をやめられないのでしょうか?
今回は、ビジネスコミュニケーションをもっと快適にするための方法を考えてみたいと思います。



電話を捨てられない理由



電話を使わざるを得ない要因としては、以下のような項目が挙げられます。

<緊急時は電話が必要>
緊急時など、相手の予定をさえぎってでも伝えるべき情報は、電話での連絡が向いています。

<交渉ごとや謝罪などは電話のほうが伝わりやすい場合も>
チャットは相手の都合を聞いたり、すでに決まっている情報を伝えるには最適なツールです。ただ、たとえば金額の細かい交渉や謝罪など、こちらの態度やニュアンスなどを伝えたいときは、電話のほうが向いている場合もあります。

<スマホやPCを持っていない取引先>
そもそもメールやチャットでのやりとりが難しい取引先の場合、まず電話でのコミュニケーションが必要になります。


チャットのほうが効率的なケース



ビジネスでは、上記のように電話が必要となるシーンもありますが、下記のようなシーンではチャットを使ったほうが効率的です。

<取引先など頻繁な連絡が必要な相手とのやり取り>
担当している取引先など頻繁なやり取りが発生する相手とは、チャットでのやり取りに切り替えたほうが便利です。自分の都合のいいタイミングで、いつでも連絡したい相手に直接メッセージを送ったり返信したりできるため、かけ直しや取り次ぎ、伝言などに手間をかける必要がなくなります。

<組織やチーム間でのやり取り>
チャットは、組織やチーム内でのコミュニケーションツールとしても使えます。一対一でしかやり取りできない電話とは違い、部署やプロジェクトチームなど必要なメンバーを選んでグループを作っておくだけで、情報の共有漏れを防ぐことができます。

<遠方にいる人たち同士の会議>
チャットには、PCカメラを使ってリアルタイムでビデオ通話ができるライブチャット機能も搭載されているサービスもあります。
ライブチャットを使えば、PCさえあれば場所を問わず複数人で顔を合わせて通話することも可能です。そのため、顔を合わせて会議したいけどメンバーの所在地がバラバラ…という場合もビデオ会議をすることができます。


ビジネスコミュニケーションを快適にするには・・・



前回前々回からお伝えしているとおり、チャットを使えばビジネスコミュニケーションがもっと効率的になるケースは多々あります。
言った言わない問題、取次の手間、作業を強制的にストップするなどの状況を避けるためにもチャットを活用することは重要です。そのため、電話を使わないといけないシーンを決めることがコミュニケーションを快適にする鍵となります。たとえば、お客様からの初めての問い合わせは電話で受けてその後のやり取りが発生するようであればチャットに移行するなどのルールを決めるとよいでしょう。

というわけで、3回にわたって電話・チャットの違いとビジネスコミュニケーションの効率化について考えてきました。
チャットがもっと浸透することで、電話によって発生していたトラブルやコストが少しでも削減されればと思います。




谷口 智香
元ITエンジニアのライター。現在はエンジニア経験を活かしつつ、IT・キャリア・人事系の記事を中心に執筆中。ITサービスを活用した仕事におけるコミュニケーション術などに興味がある。

「To ALL」機能リリース!グループチャットの全員に「TO」を一括で

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大変ながらくお待たせしました!

ChatWorkは、以前よりたくさんの要望があった「To ALL」機能をリリースしました。この機能を使うことで、タイムラインを「TO」で埋めることなく、グループチャットの参加者全員にメッセージを送ることができるようになりました。

今まで、人数の多いグループチャットで参加者全員に宛ててメッセージを送信する場合は、参加者全員に「TO」表示され、タイムラインが埋め尽くされてしまっていました。メッセージをスクロールしないとメッセージ本文を見ることができない状態でした。

「To ALL」機能を使えば、すぐに本文が確認できる見え方で「TO」メッセージを送ることができます。利用方法は簡単!「TO」の選択画面から、【すべてのメンバー】を選択し、メッセージを送信するだけです。


モバイル版アプリは6月上旬をめどに順次リリースしていきます。

今後もChatWorkはより使いやすいUI(ユーザーインターフェース)を目指して改修、改善をおこなってまいります!


Boxから直接チャットワークにファイル共有ができる「Share to ChatWork」をリリース!

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ChatWorkはコンテンツ・マネジメント・プラットフォーム「Box」と連携するアプリ「Share to ChatWork」をリリースしました。

前回のBox連携では、チャットワークを利用しながらBoxのファイルを検索・共有することが可能になりましたが、今回の連携ではさらに、Boxを利用しながら直接チャットワークにファイルを共有できるようになりました。

今回はその使い方について紹介します。


「Share to ChatWork」の設定方法

1. Box App Galleryを開く
Boxにログインし、アカウントアイコンの「アプリ」からBox App Galleryを開きます。


2.「Share to ChatWork」を検索する
Box App Galleryのアプリケーション検索で「Share to ChatWork」を検索します。


3.「Share to ChatWork」を追加する
ページにある「追加ボタン」をクリックし、「Share to ChatWork」を追加します。



「Share to ChatWork」を使ってチャットワークにファイルを共有する

1.「統合」から「Share to ChatWork」を選択する
Box上でチャットワークに共有したいファイルを選択し、「統合」から「Share to ChatWork」をクリックします。


2.チャットワークの認証をおこなう
「Share to ChatWork」をクリックすると、チャットワークAPIの認証画面が開きます。チャットワークに登録しているメールアドレスとパスワードを入力して「ログイン」をクリックします。


3.ファイル共有情報を設定する
ファイルの共有権限を選択し、共有するグループチャットを検索、選択します。
また、ファイルの共有とあわせてコメントを追加することも可能です。


4.チャットワークにファイルを共有する
ファイル共有情報の設定が完了した後、「Share」ボタンをクリックすると、指定したグループチャットにファイル名とファイルの共有URL、ならびにコメントが送信されます。


「Share to ChatWork」を活用することにより、わざわざチャットワークを立ち上げたりする手間が省け、Box上からファイルを共有できるので業務効率が上がりますよ!

2018年6月 リリースノート

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こちらのブログでは、チャットワークの主なリリース情報を毎月配信していきます!
リリース情報はわかりやすく画像を添えてお伝えしていきます。では、過去1ヶ月にリリースした情報をご覧ください。


アップデート情報


グループチャットの全員に「TO」を一括で
グループチャットの全員に「TO」を一括で送ることができる「To ALL」機能が実装されました。詳細はアップデート情報よりご覧ください。




Android


アップデート情報の配信がスタート
プロダクトのアップデートをAndroidのデバイスで受け取れるようになりました。




招待リンクの使用が可能に
Androidで招待リンク機能が利用できるようになりました。グループチャットの設定画面、または概要画面から招待リンクのコピー/共有ができます。(概要/設定はグループチャット右上の「︙」から選択可)




iOS


クラッシュ率を下げるための基盤開発を実施
アプリの全体的な構造を見直し、大幅なクラッシュ率の削減と不具合対応をおこないました。

API関連


ダイレクトチャットなら「TO」なしでもメンションとしてWebhookの受け取りが可能に
ダイレクトチャットでは「TO」をつけなくても、自分宛てのメンションとしてWebhookの受け取りが可能になりました。

Boxからのファイル共有に対応
コンテンツ・マネジメント・プラットフォーム「Box」からファイルをダウンロードすることなく、直接チャットワークの任意のグループチャットに共有することが可能になりました。詳細はアップデート情報よりご覧ください。




チャットワークとpastureが連携しました!フリーランスと企業との間で発生する依頼・発注・請求業務を効率化

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チャットワークはエン・ジャパン株式会社が運営する「pasture(パスチャー)」と連携しました。チャットワークとpastureの連携により、フリーランスと企業との間で発生するタスクや発注、請求といった管理業務の状況を、チャットをおこないながらリアルタイムに把握することが可能になります。

今回はその使い方について紹介します。

pastureとは?

pastureとは、『どなたでも、かんたんに、フリーランスと企業の仕事を効率化できるクラウドサービス』です。フリーランスと企業との間の発注やタスク管理、請求、タレントマネジメント機能をひとつのサービスに集約しています。

pastureを使うことで、フリーランスと企業の間で起こる、煩雑な発注や請求業務に割く時間を削減できます。また、タレントマネジメント機能により、フリーランスと企業の長期的な関係を築くことができます。

チャットワークとpastureを連携させれば、pasture上で発生した発注や請求、コメントのやり取りなどの更新情報をチャットワークに通知することができるようになります。

チャットワークとpastureを連携するには


1. pastureに登録する
まずはpastureに登録します。pastureへの登録は、pastureのWebサイトからおこなえます。プランは自分のアカウントに登録するフリーランスの数によって決まりますが、どのプランを選択したとしても最初の14日間は無料です。


2. チャットワークAPIトークンを取得する
チャットワークとpastureを連携させるためにはAPIトークンが必要になります。APIトークンは、チャットワーク画面の右上にあるユーザーアイコンをクリックし、メニュー内にある「API設定」 から取得できます。詳しい取得方法は、「API Tokenを発行する」を確認しましょう。



なお、企業がチャットワークを契約している場合は、チャットワークAPIを利用するにあたり組織管理者への申請が必要になります。詳しくは「APIの利用申請を承認・却下する」を確認してください。

3. 通知したいグループチャットのルームIDを取得する
pastureからの更新情報を通知したいグループチャットに移動してください。グループチャットのURL末尾の「rid」に続く数字がルームIDになります。


4. pastureのチャットワーク連携をONにする
pastureの画面右上のログイン名をクリックし「外部連携」をクリックします。
設定画面でチャットワーク連携を有効にし、通知したいグループチャットのルームIDとAPIトークンを入力した後、更新をクリックすれば設定は完了です。


pastureと連携すると、チャットワーク上にpastureの更新情報が届くようになります。


チャットワークとpastureを連携すれば、これまで煩雑だったフリーランスマネジメントが一気に簡単でシンプルになります。業務効率が上がること間違いなしです!ぜひお試しくださいね。

チャットワークとBrushupが連携!デザインなど制作業務の作業効率向上を実現

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ChatWorkは、株式会社Brushupが提供するレビューツール「Brushup」とチャットワークの連携をおこないました。本連携により、制作物へのフィードバックがチャットワークに自動で通知されるようになり、タスク漏れの防止や社内外コミュニケーションの円滑化など、より一層の作業効率向上を実現できます。

今回はその使い方について紹介します。

Brushupとは?

Brushupは、ブラウザ上でイラストや写真、動画、ドキュメントに手描きの描き込みやコメントができるレビューツールです。業種を問わず、イラスト制作、ウェブ制作、動画制作など、さまざまなデジタルコンテンツの制作現場で利用されており、導入企業数は2,400社(2018年6月現在)を突破しました。

チャットワークとBrushupを連携させることで、Brushup上でのコメントやフィードバックをチャットワークに通知することができ、下記のようなことが実現できます。

・タスク漏れ防止
Brushupでプロジェクトや制作物の担当者にアサインされた際、チャットワークに通知が届きます。
・フィードバック内容を即チェック
Brushupで制作物に対してフィードバックがあった際、チャットワークに通知が届きます。
・社内外のやりとりが円滑に​
例えば、文字だけでは伝わりにくいクライアントや外注先との制作物のやりとりは Brushupでおこない、それらのやりとりに対する社内のメンバーとの相談や議論はチャットワークを利用するなどそれぞれのツールの強みを活かして使い分けることで、社内外でのコミュニケーションの円滑化が図れます。

チャットワークとBrushupを連携するには?

1. Brushupに登録
まずはBrushupに登録します。登録はBrushupのWebサイトからおこなうことができ、無料で使い始めることができます。


2. 外部サービス連携からチャットワークを選択
Brushupに管理者アカウントでログインし、ユーザーアイコンから外部サービス連携をクリックしてください。


その後、外部サービス連携の一覧が表示されるのでチャットワークを選択してください。


3.チャットワーク連携の詳細設定
「チャットワークと連携」に チェックを入れると詳細設定が表示されます。詳細設定では、通知したいBrushupのプロジェクトを選択し、チャットワークのAPIトークンと、Brushupのコメント等を通知したいグループチャットのルームIDを設定します。


4. チャットワークのAPIトークンを取得し入力する
チャットワークとBrushupを連携させるためにはAPIトークンが必要になります。APIトークンは、チャットワーク画面の右上にあるユーザーアイコンをクリックし、メニュー内にある「API設定」 から取得できます。詳しい取得方法は、「API Tokenを発行する」を確認しましょう。



なお、企業がチャットワークを契約している場合は、チャットワークAPIを利用するにあたり組織管理者への申請が必要になります。詳しくは「APIの利用申請を承認・却下する」を確認してください。


5. 通知したいグループチャットのルームIDを取得し入力する
Brushupからの情報を通知したいグループチャットに移動してください。グループチャットのURL末尾の「rid」に続く数字がルームIDになります。


6. テスト投稿を行い、設定を保存する
「テスト投稿」をクリックすると、設定したルームIDのグループチャットにテスト投稿がされるので確認してください。テスト投稿に問題がなければ、「設定を保存」をクリックし設定完了です。


チャットワークとBrushupを連携することにより、制作物へのフィードバックやコメントがBrushupに投稿されると瞬時にチャットワークにメッセージが届くようになります。


ぜひお試しくださいね!

チャットワークとX-pointを連携して承認決裁など業務プロセスを効率化しよう!

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ChatWorkは、株式会社エイトレッドが提供するワークフローシステム「X-point(エクスポイント)」ならびにクラウドワークフロー「X-point Cloud(エクスポイントクラウド)」とチャットワークの連携をおこないました。本連携により、承認依頼や差し戻し情報をチャットワークに自動通知したり、X-point上で管理者が提出期限の設定をおこなうとチャットワークの「タスク」が自動追加されるようになります。

今回はその使い方について紹介します。

X-pointとは?

X-pointとは、さまざまなオフィスワークを電子化し、作業負担を軽減するワークフローシステムです。従来利用している書類をそのまま入力フォームのデザインに使用できるため、稟議や経費精算、日報、作業依頼、勤怠申請など、社内の様々な業務フローを変えることなく、申請・承認といった社内業務手続きをスムーズに電子化できます。

チャットワークとX-pointを連携することで、X-pointの各種情報をチャットワークに自動通知したり、タスクを自動的に追加することができるようになります。


チャットワークとX-pointを連携するには

1. X-pointのお申し込み
X-pointをこれから利用する場合は、X-point製品サイトから申し込みます。サービスは30日間無料トライアルで使い始めることもできます。
クラウドワークフローX-point Cloud(エクスポイントクラウド)とも連携が可能です。


2. チャットワーク通知先の設定
X-point上のチャットワーク通知先設定の画面で、チャットワークに通知するグループチャットの「ルームID」と「APIトークン」を設定します。
X-pointのシステム管理者は[ユーザー管理画面] > [チャットワーク通知]画面で、個人ユーザーは[個人設定] > [チャットワーク通知先]画面で設定します。


なお、個人ユーザーでのチャットワーク通知先設定の変更は、X-pointのシステム管理者がドメイン設定で変更を許可することで可能になります。


3. チャットワークのAPIトークンを取得し入力する
チャットワークとX-pointを連携させるためにはAPIトークンが必要になります。APIトークンは、チャットワーク画面の右上にあるユーザーアイコンをクリックし、メニュー内にある「API設定」 から取得できます。詳しい取得方法は、「API Tokenを発行する」を確認しましょう。



なお、企業がチャットワークを契約している場合は、チャットワークAPIを利用するにあたり組織管理者への申請が必要になります。詳しくは「APIの利用申請を承認・却下する」を確認してください。

4. 通知したいグループチャットのルームIDを取得し入力する
X-pointからの情報を通知したいグループチャットに移動してください。グループチャットのURL末尾の「rid」に続く数字がルームIDになります。


5. テスト送信を行い、設定を保存する
「テスト送信」をクリックすると、設定したルームIDのグループチャットにテスト投稿がされるので確認してください。テスト投稿に問題がなければ「保存」ボタンをクリックして設定完了です。


チャットワークとX-pointを連携することにより、承認依頼やコメントのやりとり、提出期限のお知らせ、督促通知などの重要な情報をグループチャットに通知・タスク化することで、業務の抜け漏れを防ぐことができます。


承認決裁など、業務プロセスのより一層の効率化にぜひ役立ててくださいね!

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